膝の痛み
膝の痛みは、中高年の方が訴えることが多く、放置すると痛みが徐々に増して、日常生活にも不便をきたし、やがて自力歩行が困難になることもあります。膝は、加齢とともに軟骨が弱くなり、筋肉の収縮による圧迫力も原因の一つです。毎日の生活の中でちょっとした動作が、痛みによって難しくなったりと影響を受けやすいのが膝の痛みです。
もちろん、加齢だけではなく、O脚やX脚からくるもの、スポーツなどによる膝の外傷も原因の一つです。
- 階段の上り下りをすると膝が痛い
- 親指の付け根が痛くて辛い
- 膝の軟骨がすり減っていると言われた
- 膝が変形していると言われた
- 膝の内側が痛むことがある
- 膝に水が溜まっていると言われたことがある
- スポーツをするときに膝が痛い
- 膝を曲げたり伸ばしたりする時に痛い
- 老化からくるもの
- 生活環境
- O脚・X脚(変形)
- 荷重負荷
- スポーツによる膝の外傷
人は2足歩行になった結果、膝関節にかかる荷重がすごく大きくなり、膝の負担は大変大きくなりました。そして膝は自分の体重を支えている関節であり、歩く上でもとても重要な関節であります。膝を丁寧に正しく使い「関節の支持機構」・「関節の摩耗」を最大限守ることが生涯を快適に過ごすことにも繋がります。
膝の痛みが少しでも改善されることで、日常生活が快適に過ごせるようになります。そのために、当院では原因を追求し、それぞれの症状に合った治療を行います。
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変形・老化現象・生活環境によるもの
階段を上り下りするだけで膝が痛い。歩くと膝が痛む。重い荷物運びや低い姿勢の仕事などが多い方は、膝を守っている関節の支持機構(半月板・靭帯・筋・関節軟骨・関節包など)が悪くなり、関節軟骨がすり減って膝が痛くなっています。
施術ステップ
- 姿勢画像診断を使って下肢と膝のアライメント(並び方・配列)と関節可動域を測定します。
- 筋緊張の強い筋肉を「マッサージ」・「鍼灸」・「ストレッチ」や温熱療法を用いて筋肉の緊張を取り除きます。
- 重心のかけ方や歩行動作などをしっかり分析してバランスの良い動きが出来るようにします。
- 一人一人に合った下肢の筋力トレーニングやストレッチを提案して再発しない身体作りにします。
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スポーツ外傷や日常での膝の痛みや交通事故によるもの
スポーツや日常生活でのケガや交通事故での膝のケガは膝を守っている関節の支持機構(半月板・靭帯・筋・関節軟骨・関節包など)が悪くなっています。
施術ステップ
- 急性期の場合は患部のアイシングやアイスクリッカーを用いて炎症を軽減させます。
- 靭帯や組織の損傷の程度によりテーピングやギプスなどで固定を行います。
- スポーツや日常生活に支障なく復帰するために動作の確認を行い一人一人に合った体の使い方やストレッチ・筋力トレーニングを指導させて頂きます。