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ぎっくり腰になったらどう対処する?原因や応急処置教えます
「ぎっくり腰」は「急性腰痛」といい一般的には重い荷物を持ち上げた時や、くしゃみをした時、顔を洗う動作をした時など、急に動いた際に腰が痛くなったことを「ぎっくり腰」といいます。
突然起こることからヨーロッパの方では「魔女の一撃」などとも言われているそうです。
しかしこのようなこと意外にも「ぎっくり腰」になっている方もいるのも事実です。もしかしたらこの痛みはぎっくり腰ではないかと思う方も多くいていると思います。
そんな方にぎっくり腰のことをお伝えできたらと思います。ぜひ参考にしてください。
ぎっくり腰の原因は何か
ぎっくり腰の原因は先ほどお伝えしたのですが、荷物持ち上げた時やせき、くしゃみなど、体を動かした時になるのですが、1つ目は「筋肉」に過負荷が掛かった「筋・筋膜性腰痛」(きん・きんまくせいようつう)といい、腰の筋肉に負荷がかかりすぎて腰の筋肉を痛めるものです。
2つ目は「関節」に過負荷が掛かった「腰椎椎間関節の捻挫」(ようついついかんかんせつのねんざ)です。
腰の背骨に圧力が掛かって関節の周りの靭帯や組織がダメージを受けて捻挫するものです。
3つ目は「仙腸関節捻挫」(せんちょうかんせつねんざ)と言い腰の一番下の関節あたりとイメージしてもらえばと思います。そこの関節に圧力が掛かって靭帯や組織がダメージを受けて捻挫するものです。
4つ目は非特異的な腰痛「原因が不明瞭」のものもあります。
この痛みはぎっくり腰?それともぎっくり腰の予兆?
先ほどお伝えした急に体を動かした時以外でも、ぎっくり腰は起こります。
日々の生活習慣の繰り返しの動作が筋肉や関節に負担が積み重なって起こる「ぎっくり腰」もあります。その場合、症状は少しずつ痛みが出て、ぎっくり腰なのか分からないと感じる方も多いです。
普段は全く腰に痛みがない方で椅子に座る時に腰に違和感や腰が抜けるような間隔がある方や、立ち上がり動作や前屈姿勢などで腰に痛みを感じる方は、基本的に軽いぎっくり腰と考えても良いかと思います。
ぎっくり腰の予兆とは軽いぎっくり腰の方を指すと思います。軽いぎっくり腰の場合は自分のケアで症状が改善する方も多いです。
ぎっくり腰やぎっくり腰の予兆の場合どう対処すれば良いのでしょうか?
ぎっくり腰の場合は基本的に日常生活を出来る範囲で行うことで早期改善が見込めます。その際のポイントは体を動かすときに、おなかに少し力をいれて見てください。そうすると腹圧が高まり、腰が安定して体を楽に動かすことができると思います。
ぎっくり腰の痛みがひどい場合の応急処置はどうするべきか?
それはアイシングです。アイシングに関しては賛否両論あるとは思いますが、私個人的には大切なことと思っています。
痛みを感じてから72時間は急性期の炎症が起こるので痛みのあるところに15分~20分アイシングをすることが大事だと思います。
アイシングは痛みを緩和することありますが、それ以上に痛めたところの関節内や組織の温度を下げることで関節や組織を守ってくれます。そうすることで今すぐの効果より今後の生活していく体にとても良いと思います。
痛みがひどいぎっくり腰でも無理に体を動かして対処するべきか?
先ほど日常生活を出来る範囲行うことで早期改善が見込めることをお伝えしたのですが、痛みがかなりひどい場合は安静が大事です。もしくは病院や接骨院、整骨院などに行ってみるのも1つです。
まとめ
「ぎっくり腰」は急な動作での発症から日常生活の積み重ねでも発症する症状です。
軽いぎっくり腰の時はおなかに少し力を入れながらできる範囲の日常生活を心がけることが大切です。
そして痛みがひどい場合や今後ぎっくり腰にならないようにするためには専門家に相談することをオススメします。ぎっくり腰でお困りの方は東大阪市のたなごころ鍼灸整骨院にご相談ください。